次男坊の作った作品の末路 前編
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必ずと言っていいほど、次男坊は幼稚園に行くと何かを作ってきます。
これまでも、太鼓、猫の耳、被り物等々様々です。
これは、きっとみんな一緒に作ったんでしょう。クオリティが高い。
次男坊が勝手に作るとこんなの
土管?
しかし、今日作ってきたのは、チョッと違いました…。
いつものことなんですが、幼稚園にお迎えに行くと、なかなか出てきません…。
何かないかなぁって、地面を探しているんです。先生に呼ばれても探し物に夢中で気が付かないんですよ。
今日もそのパターンなんですが、何やら大物を持っています…。
先生が一生懸命、謝ってくれています。
「どーしても家に持って帰りたいそうなんです。一生懸命直したみたいで。」
いえいえ、こちらの方こそ何かスミマセン…。いつもいつもなんだか…。
先生も流石に今日の作品は、家に持って帰らせるのは忍びなかったのでしょう。
次男坊の作品とは
お待たせいたしました。
本日の次男坊の作品はコレです。
何だと思いますか?
この中に何か超大作があると思いますか?
自力で担いで歩き出しました(*´Д`)
そうです。
軽いんです。
だって、ただのダンボールですから!
中身空っぽですから!
幼稚園でも遊んだのでしょう。角が破けたからガムテープで補強したんでしょうね。
一生懸命直したのは、この事だったのです。
彼には、さぞ大事な作品だったのでしょう。
自ら担いで行くんですから。
そのまま、車に置いていったら、即刻潰してやったのに・・・。
なんたってダンボールですからね!
ただのダンボールじゃない
コレは一体何なんだと、次男坊に訪ねました。
彼には、明確な使いみちがあったのです。
彼はスイミングスクールに通っており、選手コースなので、月~木まで1時間プールに通っています。
流石に疲れるんでしょうね。
『プールから帰って来たらぁ、この部屋(ダンボールの事)に入って休憩するんだぁ。あとぉ、ゲームもぉこの中でするんだぁ(*´∀`*)』
だって(^_^;)
確かに、ボクも小さい頃、箱とか、座布団とかで、小さな部屋みたいなの作って遊んだ記憶はあります。なんだか秘密基地みたいで楽しかったです。
次男坊の気持ちも分かるし、少しだけ遊ばせてやってもいいかなぁと思ったので、後は嫁にぶん投げました。恐らく嫁は、直ぐに捨てようとすると分かっていましたが・・・。
やっぱり嫁は甘くは無かった
ダンボールもとい部屋を担いで、彼は玄関を開けて元気よくただいま~って入って行きました。
案の定、嫁が何か叫んでいます(^_^;)
彼は一生懸命、嫁に説明したんでしょう。何とか家に入って行きました。
小一時間程経って、プールに行く時間になると嫁が外にダンボールを持って来ました。
そっと、外に置いて、再び家の中に戻って行きました。
気がつくと無くなっていた作戦です(´ε` )
しかし、タイミングを間違えましたね。
彼が、プールに行こうと外に出て来た時気が付きました。
『どーして、外に出すのぉ(-_-メ)』と、怒りながら再び家の中に運んで行きましたよ。
そんな事に嫁は気が付かず、嫁はゴミを捨てたと満足し、次男坊は大事な部屋を奪還したと満足し、プールへと旅立ったのです。
続く・・・